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お葬式!!
先日、家族のように可愛がって頂いているおばあちゃんの訃報が届きました。いつかは来ると思ってはいたので、悲しいという思いよりも楽しかった思い出が湧き出てくる感じがしました。これもご縁というか、すぐに飛行機が手配できておばあちゃんのところに行けました。血がつながっているわけではないけど、なんだか自然と飛行機に飛び乗っていました。そしてここから葬儀までの3日間、最後の有難いお勉強をさせてもらいました。おばあちゃんの生き様をしっかりと見せてもらった感じです。
おばあちゃんがいるお家に着くと親戚や友人が集まっていました。おばあちゃんに集合をかけられて集まってきた感じです。そして何よりおばあちゃんが本当に笑っていたから、満足した人生を送ったんだなあ。お坊さんがいろんな死に顔があると言っていたけど本当に最後の表情ってあるんですね。
老いというのは誰にもきますが、どう老いたいか。それが大事だと言っているようです。人は老いると社会との関係が薄まり、また遠ざけていきたくなるので長生きをすればするほど孤立していってしまいやすい。でもおばあちゃんは最後まで社会を遠ざけなく関わり続けたように思います。環境もあるけれど、本人の老いとの向き合い方がとても前向きだからこそできたのだと思います。「もう歳だから・・・」というセリフはよく聞きます。でもおばあちゃんは「もう歳だけど・・・」という生き方だったように思います。満足をしない生き方ですね!!
おばあちゃんは長い人生の中でたくさん苦楽を経験していました。その話を聞くのが僕の一番の楽しみでした。戦争のお話、留学のお話、子育ての話、お商売の話。苦労も苦労と思わないでとにかく楽しむ。だから苦労のように見える話も何でも楽しかった。
1日目の夜はおばあちゃんの息子さんとおばあちゃんの横で朝4時まで、これからファッションとはどうなっていくのか、とかファッションとは何なのか、どんなビジネスになっていくのか、と答えのないまるで渦巻線香のような会話を渦巻線香を見ながらしていました!!
2日目は、せっかくおばあちゃんが呼んでくれて大分まで来たのだから何か遊ばないとと思い、砂湯に行くこと。海と青空を見ながら砂に埋まる。とっても気持ちがいいです。僕はできたら海の近くに土葬してほしいと思いました。
朝からしっかり遊んで、お昼過ぎからお通夜の準備。葬儀屋さんの手際の良さが、とっても素晴らしくベテランのホテルマンがパーティーの準備をしてるかのようです。今回は特にみんながおばあちゃんを見送るパーティーのようなので特にそう感じました。またこんな感じだから戒名とかもとっても簡単。覚えられないような難しい字がなくてとっても素敵。高級な名前より自然な名前がいい。趣味の絵をハガキにしてお土産に、いっぱい遊んだ写真はアルバムにしてみんなが見れるように。こんな楽しいお葬式ってあるのかな。
お通夜が始まると一応しんみりとはするけどそれもまた楽しかったです。おばあちゃんとの思い出がよみがえってきて寂しさはあるけどそれ以上に楽しかった。お通夜もあっという間に終わり、通夜ぶるまい。おばあちゃんのおかげで久しぶりに会えた人がいっぱい。お互いの近況を話したりしてとっても楽しいお食事会です。
3日目は葬儀。何だかお別れのときが来た感じでした。大勢の方が自分の親のようにおばあちゃんに話しかけている姿はおばあちゃんの大きさというか、徳というか。どんなお経よりも有難いお祈りですね。お花を棺の中に収める時もみんなが思いを込めておばあちゃんに渡していました。
あっという間に葬儀も終わり出棺。コーラスの仲間が歌ってお見送り。何故か自然と涙が頬をつたっていました。
火葬場まで行って最期まで見送らせてもらえて、なんて有難いご縁を頂けたのでしょう。火葬の待ち時間は親戚の中にご一緒させてもらって、こんな楽しい見送り方はあるのかというくらい楽しい家族の時間。一緒にいた葬祭場の方もびっくりしていたのではないかと思います。本当に幸せな家族の見送り方に立ち会えて、とっても幸せでした。
火葬が終わり拾骨もして「おばあちゃんありがとう」という思いだけでした。
おばあちゃんが最後に教えてくれるご縁の有難さと素晴らしさにただただ感謝です。合掌。

 
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