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小学校受験のすすめ
とっても久しぶりのブログ更新。6月から挑戦していた南山大学付属小学校受験が無事終了しました。想像以上にいい経験だったのでこれからお子様を育てる方々につぶやきたい。
小学校受験のきっかけは娘より一つ年下の姪っ子が小学校受験のスクールに入ったと聞いて、へぇ〜都会にはそんなのがあるのか〜。試しにやってみようか。というのがきっかけ。早速小学校のホームページで情報を確認。まずは学校説明会。5月に申し込みをして6月6日(土)に開催されました。入試には直接関係はないけど、学校説明会に行って受けた体験授業で子供が『この小学校に行きたい』と思ったことが大きく結果を分けたように思います。また親も学校の教育方針をしっかり聞けるので学校説明会は行くと学べることがたくさんあります。学校の教育方針は多くの子供と向き合っている方の経験と知恵が集められて生まれたものなので、考えれば考えるほど奥深く、これを理解しようとする時間だけでも小学校受験をする価値があるように思います。僕はベージュのスーツで行きましたが、基本は男女ともに紺色のスーツ。ポロシャツの方も1人おりました(笑)
例えば今回受験した南山大学付属小学校の教育方針は『かけがえのないあなたと私のために』これは戦後まもなくして再開された南山学園に携わったアルベルト・ボルト神父が戦争を通して得た教訓を後世に伝えるためにたどり着いた『人間の尊厳』という考えを小学生にもわかりやすくした言葉です。ドイツ人の神父が多かったからこそ、真摯に戦争に対する反省をし、全てを失った時だからこそたどり着けた考えのように思いました。自分の子供が6年間で少しでも理解してくれたら本当にうれしいし、万が一戦争を経験することになってもこの理念を持っていれば自分で考えて行動できると思ったら、『あ〜こんな小学校に行かせたい』と強く思うようになりました。多分この段階まできたら小学校受験は半分達成したように思います。受験のテクニックなどを塾などは一生懸命教えるのですが、それでは合格することがゴールになってしまいます。テクニックも大事ですが『どうしてその小学校に入れたいのか』をまずしっかりと考えることがいい経験となります。僕も初めはいいブレーンに出会える、いじめが少ない、質の高い教育が受けられる、偏差値の高い中学にエスカレーター式に入れる、などなど魅力はたくさんあります。でも何よりまず親が小学校の教育方針に魅力を感じられるかどうかです。
7月から受験勉強開始です。小学校受験を合格するためではなく、親と子供が一緒に取り組めるイベントと思って受験勉強を位置づけて始めました。ちなみに娘は3歳から『めばえ教室』とピアノを習っています。まずは学研や公文が出している『めいろ』『ちえ』『きりえこうさく』を中心に勉強と遊びを区別しないように『勉強は遊び』『遊びは勉強』という意識で一緒にやりました。足し算、ひらがな、などはトイレに張ってありますが問題集などは特にやらずお買い物や食事など生活の中で教えることだけはしました。あと、どれだけ効果があるのか、はたまた良いことなのかは分からないけど、我が家のリビングにテレビはありません。だからテレビを見ることは少なく、見たいアニメの時間は覚えていてテレビのある部屋で見ている程度です。そのかわりに、リビングの壁には抽象画の絵をかけていたりします。会話を多くしたい、過激なニュースや映画を見せたくないというのが理由です。
8月末に申し込んだ、9月8日の入試説明会。これは親だけでこの時に願書や振込用紙など入試資料一式頂けるので必ず行かなくてはいけません。この時も僕はベージュのスーツで行きましたが、完全に僕だけ浮いていました。皆さん紺色かダークグレーのスーツでした。入試説明の後に授業を見学させてもらえたのですが、授業の質の高さにびっくりしました。算数の授業にしても国語の授業にしても『どうして』『そういことか』と引き込まれていくので面白い。先生も生徒の反応を『そうきたか』『他に思いつく人は』と楽しんでいました。教えるというより一緒に楽しむという感じです。ここでも『こんな授業を受けさせてあげたい』と思い受験がますます楽しくなってきました。
10月に南山大学付属小学校の過去問(5000円くらい)を買ったのですが問題を見てあまりに簡単で面白くなかったのでやらせなかったのですが、今思うと小学校受験は問題ができるかどうかよりも、どう考えるか、どう取り組むかを見ているようなので過去問をやる意味はほとんどないように思います。それよりはいろんな問題をやらせてあげたり、お料理、洗濯、掃除を手伝わせることがおすすめです。時間がかかるのでつい大人がやってしまうのですが、敢えてやらせることがいいです。ただやらせるのではなく、どんなことを考えられるのかを親が意識してさせるとよりいいです。親の方が勉強になります。
11月に入り受験用の問題集を始めました。『しょうがく社』のものが値段も安く、問題量も多く、問題の質もいいのでお勧めです。
公文式のように次々にやらせていきました。できないところをどう教えるのか考えるのが面白くなります。あまり強制しても嫌いになるのであの手この手でいかに楽しませるかを考えてやりました。受験の雰囲気を体験させるため11月8日のローレンシャンスクールが開催していた南山大学付属小学校の模擬試験を受験。他の塾の模試はもうすでに9月〜10月で終了していました。受験結果はB判定。このB判定の意味は特に書いてなくしかも鉛筆で手書き!!問題内容ももちろん分からないけど、コメントは姿勢についてが大半。高校受験や大学受験しか知らない僕としては『なんだこれ』という思いだったが、普段子どもの躾をしている妻は『分かる分かる』と納得しており、夫婦でも見ているところが違うんだと発見。
11月21日(土)一次試験 子供と親二人でいざ出陣。娘には『とにかく楽しんできてね』と。もちろん親は紺色のスーツで娘は紺色をキュロットに白の襟付きセーター。試験内容はハンカチ・洋服をたたむ、コップに水を灌ぐ、おはじき、鬼ごっこ、逆上がり、ペーパー問題など。筆記具は使わないので文字をかける必要は一切ない。でも書ける子たちばかりだと思うけど。
帰り道、試験内容を聞いて、逆上がりもできなく前回りをした、洋服をたたむ途中に時間切れで袋に押し込んだ、問題は1問しかできなかったとのこと。絶対落ちた〜!!
月曜あまりの緊張のせいか自家中毒。子供なりに緊張しているんですね。
26日に結果発表。まさかの合格。採点基準が『できるできない』ではなさそう。『どうするか』のような気がします。
12月4日2次試験は親子面接。子供が前に座り後ろに親が座る。面接官は3名。面接室は3部屋でした。色々準備はしていたつもりだったけどすべて予想外の質問。志望動機も聞かれなかったので頭は真っ白。それでも、願書に沿って質問されるので願書は提出前に必ずコピーをしておくといいです。そして、わからない時には『わかりません』と言うように教えていたのが良かったみたいです。僕の根拠のない見解です。
面接官『朝起きて最初に何をしましたか』
娘『お風呂に入りました』
面接官『いつもお風呂には朝入るのですか』
娘『いいえ、夜入ります』
面接官『どうして昨日の夜は入れなかったのですか』
娘『パパとママのお仕事が遅かったからです』
汗たらー
面接官『おじいさんの畑があるそうですが、どんな物を植えましたか。』
娘『おぼえてません』
面接官『では、おじいさんから教わったことは何かありますか』
娘『覚えてません』
面接官『では、何かお手伝いをしたことはありますか』
娘『人参を抜いたり、銀杏を拾ったりしました』
あーもうだめ

久しぶりの緊張でした。それでも娘は後ろを振り返ることなく堂々と自分で答えている姿に感動しました。
まあ結果はどうであれ家族で楽しんだ満足感でいっぱいでした。
結果はなんと 合格!!びっくりです。
しかし通うのに片道1時間30分もかかるのと満員電車ということもあり、悩みに悩んだのですが辞退することに。
こうして半年間に及ぶ小学校受験は大満足で終わりました。

 
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