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パリレポート5

ミラノからパリに移動日。空港についてまず荷物の重量チェック。係のいないカウンターで勝手に荷物を計量して22.9Kg。23キロ制限なのでクリアー。チェックインカウンターに行き、手荷物の数など人によっては厳しかったりするのでドキドキ。でも今回はあっさりクリアー。ミラノからパリまでは1時間40分くらいのフライト。

シャルルドゴール空港について無事荷物を受け取り、タクシーでホテルまで。これまた最近、いや昔から正規のタクシーでも怪しいドライバーがいるから気を抜けません。今回はタイ人のドライバー。ホテルの住所を告げ出発。空港からパリのタクシー料金はセーヌ川を越えると55€手前で50€の固定料金。はじめからやたらと英語で話しかけてくるドライバー『怪しい』。ふとメーターを見ると55€になっていて、『やっぱり』。会話の中にやたらと『オペラ座を越えたところだ』『渋滞がひどい』『あと15分はかかる』などと言って来るので黙って降りる時に50€を手に『川越えてないからこれで領収書下さい』。苦笑いしながら領収書を出すドライバー。本当に疲れます。でもそんなことをしている時間はありません。

ホテルに荷物を置き急いでパリ装飾芸術美術館で開催中の『クリスチャンディオール夢のクチュリエ』70周年大回顧展を見に行きました。

30分ほどの行列に並んだあと中に入ると息を吞む美しい世界。ミラノのアルマーニシロスに勝るとも劣らない雰囲気です。

クリスチャンディオールはもともと画商。そこから服のデザイナーになっていくので魯山人のような感性の巨人ですね。

ディオールがすごいのは本人の後を支えたデザイナーたちがすごい。イブサンローラン、マークボアン、ジャンフランコフェレ、ジョンガリアーノ、ラフシモンズと名だたるデザイナーがディオールから生まれ育っているというだけでもすごい。彼らの作品を一堂に集めるなんて最初で最後でしょう。歴史を追いながら展示をしてあるのでそれぞれの表現の仕方が出ているのですがそれでもクリスチャンディオールだなと思えてしまうのが、ディオールの大きさではないでしょうか。

50年前のお洋服でも今でも新しく感じるのは何なのでしょうか。これが本当に美しい服の証拠なんですね。時代を超える美しさですね。服作りの凄さもきちっと展示がしてるところにメゾンディオールはデザイナーだけじゃないという思いを感じました。

仮縫いのシーチングでも美しい。本物は出来上がったものだけじゃないんです。そこに至るまでに感性とこだわりが積みあがっているのです。既製服の時代になり出来上がったものしか見たことがない僕の世代。出来上がるまでを知るともっと楽しくなると思います。服を着るのは決して楽なことではないのです。でもお洋服ができるまでにはデザイナー、パターンナー、カッター、縫子さんなどが美しい服の為に努力しています。その人たちと一緒に美しくしさを追及してほしいです。美しい服を美しい人が着るから美しい。その為にそれぞれ努力する。そんな意識をもって向き合える服屋でありたいですね。そこには服を通していろんな人とつながれる楽しみでもあります。

そんなことを考えて次の過剰に入ると宮殿の舞踏会にでも来たのかと思うような空間です。これぞディオールのニュールックですね。シャネルがコルセットなどから女性を解放した頃に、ディオールが楽だけではダメとひっくり返した感じがまさにこのドレスたちですね。

もう完全に夢の世界です。こんな美しい服をこんなにたくさん。ディオールって本当にすごいブランドですね。忘れてはいけないのがディオールの香水。妹の為に調香師に注文した『愛のようなフレグランス』。ディオールってすごいロマンチストだったのですね。

パリ一日目はディオールでお腹いっぱいでした。

それでもお腹は空くのでサンミッシェルにある中華のMIRAMAに有名なエビワンタンを

ヨーロッパ出張の前は炭水化物を抜いていたのでそのリバウンド!!15年ぶりくらいですが、癖になります。

食べるばかりではいけないのでホテルまではセーヌ川沿いを歩いてパリを堪能しながら帰りました。

パリの夜は結構冷えます。

 

 

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