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飾花の会 廣誠院

今年から年2回になった飾花の会に行ってきました。場所は京都オークラホテルの隣の廣誠院。

朝一から岐阜でお茶会に出席してそのまま京都に向かってお花のお稽古。なんて優雅な一日なのでしょう。

玄関を通ってお部屋に入ると菊玉の久寿玉が風神雷神図屛風の前に

ダリアにスカビオサなどなど花が素晴らしい笑顔でお出迎え。ハッと息をのむ美しさです。見とれてしまった僕は先生に挨拶をする前に固まってしまいました。
先生に挨拶をして奥を見るとピンクの久寿玉。その中にデルフィニュームの青が色を引き立てています。

レースフラワー、エビデンドロビウム、ダリア、菊、まさに久寿玉。長寿を祝い願う華やかな設えです。

その脇床に杉玉と宝尽くしのぶりぶり香合。ぶりぶりは車輪がついた子供の玩具を表千家家元覚々斎が香合に仕立てたのが始まり。

5月の男の子の節句のお祝いに送る物がいつからかお正月飾りになったみたいです。

ぶりぶり香合も煌びやかなものはよく見かけますがこれは外は素朴で開けると煌びやか。まさに栗崎先生好みです。

床の艶やかなピンクの久寿玉と脇床の素朴な杉玉と香合がまさに詫び寂びといいますか陰陽といいますか。

奥のお茶室に入ると大花延齢草。長寿を願うかのような設え。

そして奥の間には東海南山福寿多 宙宝宗宇の書

『福、東海の如く、寿、これ南山なり。』福は東海(東シナ海)へ流れる水の王に長く永遠に流れ、寿は終南山に生える松の様に老いることはない。そしてこの牡丹のいれてある三重切りの花入れの切り口が〇△▢。

素晴らしいお道具がまさに役者の如く見る人を考え楽しませてくれる空間です。

知れば知るほど引き込まれていく栗崎先生の世界。

この後は楽しいお茶タイム。嘯月の銘を『軒端の月』という焼蕨。

今日も本当に豊かな一日を過ごさせて頂けました。

 

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