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ミラノレポート3

日曜はお店が結構お休みなので、郊外に出てきました。

空港で車を借りていざピエモンテに向かいます。もう何回か行っているので多少の要領はわかりますが、それでも良いも悪いもいろいろなハプニングに遭遇します。車は小さいほうが田舎の細い道を走るのには便利なのでアウディ―A3クラスを手配しました。ところが受付で『アップグレードしておきました』と渡されたキーはジャガー!!

お気持ちはありがたいのですが・・・ドキドキしながら駐車場に行くと待っていたのが

ジャガーXF。とってもセレブな相棒です。出発までにカーナビのセットからスイッチの確認などなど30分くらいもがいてやっと発進!!高速に乗っていかにもイタリア人かのような気分でドライブです。

高速道路の乗り方はこの人の手の書いてあるレーンに行けば人が対応してくれるので安心。ちなみにTELEPASSはETCのこと。イタリアでレンタカーデビューする方は是非知っておいてください。

だいぶ慣れてきたのと日曜日という事もあり予定時間通りに行けました。途中アルプスにはもう雪がかかっていました。目的地の近くのマッジョーレ湖で一休み

こんなきれいなマッジョーレ湖でヨットを持てたらいいですね〜。お天気も最高で半袖で十分でした。

まずはHERNO本社に表敬訪問。

社員と一緒にご出勤。毎回思うのですがこんな景色のいいところで働けるなんていいですね。

今回は時間もあるのでちょっと気になる街ストレーザに。車で15分くらい行くとそこは高級リゾート地なのです。

そのなかでも人気の高い高級ホテル『グランド デ ジル ボロメ』をチェックしていました。

アールヌーボーの絢爛豪華なホテル。嫌いじゃないです(笑)お庭も外のプールもすごい敷地です。勝手に駐車場に車を停めても大丈夫なくらい広い敷地でレジデンスまであるホテルです。こんなところで1カ月休暇とかに来るんでしょうね!!

マッジョーレ湖をしっかり楽しんだ後は昼食。

一人前が日本のピザのLサイズ。4分の1でお願いしたいサイズです。それでもおいしいから食べちゃいました。増量まっしぐら!!

ここから車で40分も行くとボルゴセージアに。アニオナ、Colombo、ロロピアーナの生まれたカシミアの聖地です。

ロロピアーナの本社ももう何度目だろうか。変わらないスタッフに勝手に親近感を感じています。

とっても高級ですがやっぱりいいですね。ついついほしくなっちゃいます。いい物を大事に使うライフスタイルがいいですね。是非この美しい大人の世界を楽しんでみてください。

帰りはまさかのナビ電源ストップ。しかも高速のゲートを通過した瞬間に。焦った僕は高速の道を間違えてさらに焦る。高速を運転しながらナビを触っていたら復活で一安心。ミラノももうすぐというところで、ナビに従い高速を降りたらまさかの街中ドライブ。去年も同じ光景。でもその時は考える余裕もなく走った同じコースです。車線のない道路をあらけもない運転する車にもまれながらナビとグーグルマップの意見を信じたり信じなかったりして最後の15キロで今日一日分以上の神経を使いました。去年の間違いがやっと理解できました。遠回りになるけどヴェニス方面の高速に行かなければいけなかった。おかげで30分は長いドライブになったけど少し道に詳しくなりました。

ミラノレポート2

昨晩から降り続いている雨も朝食を食べている頃には上がり、青空か見えてきました。

カヴァリエリの朝食を食べるとさあ仕事だぞ〜という気持ちになります。

 

まずは恒例の郵便局へ。土曜日なので10時からと思っていたら8:30〜12:00との事。イタリアは営業時間とかがすぐに変わるので毎回調べるのですが正確な情報かどうかがわからず振り回されます。ちなみに日本までの郵便代も2月は€2だったのに€2.20に変わっていました。無事はがきも投函できたのでさあミラノの街歩き。まずは頼まれものをひとつづつこなして早めに終了。ここから本当の意味でのミラノ散策。

 

何度見てもドゥオモには魅せられます。ドゥオモを抜けてモンテナポリオーネに向かいました。途中でオシャレなファッションモールのエクセルシオールのカールラガーフェルドのディスプレーが目に入ってきました。

最近の流行はアートもファッションも奈良美智のようなこの無表情さがいいみたい。

 

寄り道からミラノのファッションのメッカ、モンテナポリオーネ界隈に。世界のビッグブランドが集まっています。そして、競い合っています。お店もどんどん変わるし、長く続いていたお店もなくなったりするので、常に新鮮な街になります。ウィンドーを見てるだけでも刺激になるし、歩いている人の服装にも感動します。

見ているだけでワクワクしますね。こんなすごいエリアにお店を構えているブランドをリゾラで扱えると思うだけでとっても嬉しくなります。ミラノを切り取っ岐阜に持って行けるなんて。この魅力と鮮度をちゃんと保てるように頑張らねばいけませんね。

リゾラで見てもミラノと変わらなく良く見えるねって言われるよう頑張ります。こんな大きな青リンゴはないけどね。

次の春夏からリゾラで扱うことになったMISSONIもチェックしてきました。久しぶりのビッグなミラコレブランドです。

いいお洋服っていいですね。最近はシンプルなエレガントカジュアルが主流になっていてベージュ、グレー、白みたいなお洋服が多い中この綺麗な色はやはり目を引きます。楽しくなりますね。来年の春から入荷しますので楽しみにしていてください。

ミラノを歩いていると時間があっという間に過ぎてしまいます。お昼も食べずに歩き回っていました。

 

今日はスカラ座で『ヘンゼルとグレーテル』のオペラを鑑賞する予定です。しかもチケットを紛失してしまったので早めにチケットオフィスに行かないといけません。さすがに空腹で行くのもと思い行きつけのBRUNOで遅めのランチです。水牛のブルッフォにトマトとルッコラ。そしてリゾットアラミラネーゼ!!至福の時です(笑)

 

さてでは今日のメインイベント。チケットオフィスに購入時の明細コピーを持っていき読めない文字をペンで書いてもらったらそれでOKとの事。なんて簡単なんだろう。無事スカラ座に入りまた来れた喜びを感じながら席で暫し休憩。

スカラ座に来るのはオペラ鑑賞もだけど、そこにくるドレスアップした人たちのファッションチェックも楽しみの一つ。思いっきりドレスアップできる場所っていいですね。

女優さんじゃないけどみんな女優さんみたいにドレスを着こなしています。まさに慣れている感じ。洋服って着る場所があって初めて生きるんですね。その着る場所は皆で作らないとできないのです。お客さんがこの雰囲気を作っているのです。男性も是非音楽会に行くときは普段以上におしゃれをしていくと、これまたとっても楽しいですよ。

子供だっておしゃれして大人になっていくのですね。そうやって大人になった女性はやっぱり魅力があふれていると思います。ファッションってただの贅沢品って切り捨てるのはやはり間違いだと思います。崩すことをかっこいいと考える僕たちの世代ですが、きちっとすることのほうがずっとかっこいい。すぐには板につかないけど、し続けているうちにかっこよくなる気がします。

アメリカとヨーロッパの違いのような気がします。文化を築いているのはやはりヨーロッパかと。

オペラは魔女の魔法にかかって半分記憶がないので最後の写真だけ。

 

 

ミラノレポート

パリのシャルルドゴール空港で不審物が発見され足止めをさせられたけど無事ミラノ到着。ネットを見たらロンドンでテロが起き、パリ市内でもテロが起きと急に騒がしくなってきたヨーロッパ。

それでもとりあえず夕食をと思ってアラコリーナピストイーゼに。

この季節はやっぱりポルチーニ。でもって名物のコトレッタも外せません。早速お腹いっぱいです。

明日からいろいろ情報をアップしますのでこうご期待。

 

AGNONA イタリア大使館

東京のイタリア大使館で開催されたアニオナのイベントに参加してきました。

リゾラがお取引させて頂いている三喜商事はアニオナを取り扱い始めて55年。現在の三喜商事会長が戦後いち早くヨーロッパに行き開拓してきたブランドの一つ。その頃はアニオナもまだ創業して間もない頃で、白と黒の糸しかなく、白と黒とそれを合わせたグレーの生地だけだったそうです。そんな頃からアニオナの魅力を見出していたのです。やがて、ディオール、バレンシアガなどパリのクチュリエたちにその繊細な生地は気に入られ一躍トップテキスタイルメゾンの仲間入り。ジバンシーにミラショーンにエルメス、シャネルといったビッグブランドもお得意様。そんなアニオナを日本に紹介し続けているのが三喜商事です。リゾラも以前からアニオナは少し扱っていたのですが、3年前にアニオナの創業の地でもあるピエモンテのアニオナ村に行ったのがきっかけとなりアニオナを本格的に仕入れるようになりました。高級ではありますがその美しさに魅せられてしまいました。

今回のアニオナのイベントが開催されると聞いて、まだ会場の候補としてイタリア大使館が選ばれていた段階で『絶対イタリア大使館がいいと思います。イタリアのアニオナと日本の三喜商事がともに歩んできた歴史を今の社長とデザイナーに伝える場所にして欲しい。それにはイタリア大使館が最高の場所です』と熱弁をふるってしまいました。僕の小さな声が聞こえたのかどうかは分かりませんが、イタリア大使館に決定。そしてアニオナの歴史も展示することに。アニオナを愛用してくれているお客様に絶対見てほしかったのと、リゾラスタッフにも見せたくて総勢13人で伺いました。

大使館のイベントという事もありみんな一段とオシャレをしてきてくれました。しかもアニオナを入れてきてくれたからデザイナーのサイモンホロウェイも社長のカッラもとっても喜んでくれました。

会を主催する側と招かれる側がお互いに気を遣うことでお互いが楽しくなり素晴らしい会になります。まさにファッションの流儀ですね!!


ファッションショーもモデルをお洋服1スタイルごとに1人、総勢25名という贅沢な演出。アニオナの美しさを惜しみなく見せてくれ、ラストは全員が登場する圧巻のファッションショーでした。

ショーの後はイタリア大使館を満喫。ここはかつて松平隠岐守の中屋敷で忠臣蔵の赤穂四十七氏の十名が切腹したところ。その後は総理大臣松方正義の自邸に。松方正義の子供がかの有名な松方コレクションの松方幸次郎です。ヨーロッパ文化と日本の文化をつないできたご縁が脈々と続いているかのようです。

こんな素晴らしい会を開催してくださったイタリア大使、アニオナ社、そして三喜商事に心より感謝を申し上げます。

 

京都にふらり

京都に3歳の娘と二人でふらりと行ってきました。京都国立近代博物館で開催されていた

『技を極める』ヴァンクリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸

の最終日に滑り込みです。

初めて乗るかのようなワクワクの3歳児。あっという間に京都。

京都はこの夏一番の猛暑で、なんの準備も対策もしてこなかったのでタクシーで移動をすることにしました。

まずは子供のお腹を膨らませないと、ご機嫌を損ねられてもたまらないので蕎麦の名店『権太呂』で腹ごしらえです。

お腹さえ膨らませれば、もうご機嫌。あとトイレの心配だけ。ということで早速博物館に直行。

もしたくさん並んでいたらどうしようか、などと心配したけれど思いのほかすんなりと入場できました。

まず迎えてくれたのがヴァンクリーフ&アーペルの20世紀前半の作品。

まさに芸術です。アンティークならではの美しさ。ミステリーセッティングと呼ばれる技法を編み出したメゾンならではのこだわりが隅々まで感じられる作品です。

ヴァンクリーフ ET アーペル ってヴァンクリーフさんとアーペルさんご夫婦なんです。お互いにダイヤモンド商と宝石商という凄いカップル。でも彼らの宝石にかける想いが何よりもすごいからこそ、メゾンとして1世紀も超えていられるのだと思います。その想いを感じに行ってきました。

1940年代に発表された作品バレリーナクリップシリーズ。とってもかわいらしくて今にも動き出しそうなジュエリー。見ているだけで幸せでした。ただのジュエリーで終わらないのがメゾンの想いの大きさを表しています。このブログを書くために検索したら、思いもかけぬお話に出会いました。1960年後半に20世紀を代表するアメリカの振付家ジョージ・バラシンがヴァンクリの御曹司とジュエリーに対する思いで意気投合。その末に生まれたのがバレエ『ジュエルズ』。これこそ僕が東京で生まれて初めて見て、忘れもしない衝撃を受けたパリオペラ座バレエ団によるバレエです。まさかこんなところに繋がるなんて。柳宗悦の一説に『知って見るより、見て知れ』ってこういう事なんですね。

アールデコの作品もたくさん出ていて、リゾラで何度も展示会をさせて頂いた菊池宏子さんのコレクションのおかげでとっても親しみのある作品がたくさん出展されていました。バニティーケースだったりラペルウォッチ、ロッククリスタルにエナメル細工などまさに20世紀初頭の技術と豊かさがともにそろった時代です。今のようにマーケティングだのビジネスモデルなど時間やコストのようなものに振り回されない豊かさです。人間らしさ、手作りの良さ、まさに想いですね。それが生活に溶け込んでいるからすごい。

ジュエリーを堪能した後は、娘のご機嫌取りのために鍵善に行ってくずきり!!

3歳にしてグルメなお嬢様。京都がいっぺんに好きになったようです。

もう少し娘に付き合ってもらって何必館という個人美術館に魯山人の作品を見に行ってきました。

魯山人とはまさに美の頑固者。書家であり篆刻家であり、料理人に陶芸家。正に美へのこだわりが何ともすごい。こんな頑固な爺さんにあって見たかったとしみじみと感じさせてくれる美術館でした。

娘と一緒にとっても充実した一日を楽しめました。