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ミラノレポート3

今日はレンタカーで郊外にドライブに出かけます。レンタカーを運転するようになってまた世界が広がっています。

今回の相棒はアルファロメオのジュリア!!イタリアでイタ車を乗り回す日が来るなんて!!感激です。

ミラノは連日の小雨と霧で視界が悪くいつも以上に緊張します。こんなの初めて!!

リナーテ空港を出発しA51号線からA4号線に乗ってA8と高速を乗り継いでいきます。4回目くらいにはなったかと思うけどやっぱり道を間違えてしまいました。カーナビもついていても日本のようにはいきません。それでも何とか正しい道に戻ると今度は渋滞。

道路に発炎筒がまかれている事故現場を通過。僕の方が緊張しました。

何とか無事目的地に着き一仕事。タクシーで行けなくもないけどあえて運転に挑戦しています。

行きつけのレストランサンジョバンニでランチ。安くて美味しいお気に入りのお店です。

ここからさらに車を走らせてカシミアの聖地ボルゴセージアに行きます。さすがに田舎道は車がいないので気持ちよく走れます。時速140キロでゆっくりという感じです。自分で運転することでちょっとイタリアに近づけた気がします。何気ない事ですし、リスクもあるのですが、文化を感じるにはやはりその土地の生活を自分の肌で感じることが大切なのかと思います。街を歩いたり、ブランドの本社に行くのもやはり企業文化を感じるためなのです。ミラノで買うことだってできるのにわざわざ本社に行くのはブランドの哲学を感じたいからなのです。そして皆様にお伝えしたいからなのです。

一日ドライブでへとへとです。でも皆様に喜んで頂けるよう動き回っております!!

ミラノに帰って一休みしてから夜のウィンドーショッピング。

これができるからミラノはファッションの街なんですね。

 

 

ミラノレポート2

時差ぼけの為、朝はどうしても早く起きてしまいます。

まずは郵便局で切手を入手。日本では考えられないほど遅い。でもこの遅さがある意味豊かなのではないかと最近思ってしまう。

2.2€切手を100枚買うのに30分は要するからおもしろい。まず窓口で枚数と金額を注文、切手を探すところから始まり、値段の確認、電卓で計算した後にパソコンに入力。この一連の作業をするのに3回は席を外す。そして代金を払っておつりをもらうのがまた計算に時間がかかる。昨年からクレジットが使えるようになったので少しは改善したけれど本当に笑えるくらい時間がかかる。それでも決して急ごうとはしないイタリア人。当然列はできるのだけれど、おかないなくおしゃべりする。この感覚になれるのには、日本人が一番難しいでしょう。時間の正確さ、迅速さ、周りへの気遣い、を重んじる日本。でも案外イタリア的なのんびりさは豊かさを生むのかとふと思わされます。

切手を買って張るのに1時間もあるといろいろと考えさせてくれます(笑)

 

今回はメンズを中心に開拓をしようと思って来ています。イタリアでは最近『MADE IN ITALY』を売りにするブランドが増えてきているように思います。まずはメンズのDALMINEのショールームに行ってきました。ここも『ロロピアーナのカシミアを使っている』を売りにするブランド。60年くらい続くブランドで僕もお気に入り。ここの梳毛シルクカシミアセーターは最高に気持ちがいいのです。糸を作る段階で短い毛を梳いて、長い毛だけで糸を撚るのでしっかりとした撚りをかけれることにより、糸に艶と滑らかさが出ます。最近は梳毛のカシミアセーターは激減し紡毛ばかり。紡毛のふわっとした感じは温かくていいのですが、僕は梳毛が好き。ショールームで次の秋冬コレクションをチェックしたのですが、ほとんど全てのセーターがウールかウールカシミア。シルクカシミアやカシミア100%はほぼ紡毛でしかもセーターのほとんどに着やすいようにか首にファスナーつき。

『シルクカシミアのworsted(梳毛)のクルーネックのセーターはないの』と聞くと

『すべてファスナーが付いてるよ。実はロシア人はファスナー付きが大好きなの』今はロシアが景気がいいようです。でもカシミアがほとんど無くなっているのと値上がりしている背景には中国の成長があるようです。カシミアの原毛は中国が握っていて今までは輸出していたけれど、自国で使うようになったのです。こうなるといいものを作るより量を作るようになりますから、上質なカシミア100%よりウール混になり、梳毛より紡毛になるわけです。

将来カシミアがビキューナやシャトゥーシュのようなものになる日が来るかもしれません。だからカシミアをお勧めします。

 

結局ロシアと中国に負けて僕は退散。あ〜いいお洋服がどんどんなくなっていくのを肌で感じます。だからこそ僕のようなちょろちょろと動き回る洋服屋に活路があるのかもしれませんね。リゾラに行けばいいカシミアがあるよってね。お洋服探しはまさに連戦連敗です。

気を取り直してモンテナポリオーネにウィンドー&ファッションチェック!!

今にも動き出しそうなウィンドーです。これだけのウィンドーを作ってもお客さんはほとんどいません。多分ウィンドーを見てネットで買うのかな。ブランドの店舗はショールーム化してきています。リゾラはこの大きな流れには乗らずに大きな流れの横にある小さな逆流を目指します。改めて皆様よろしくお願いいたします!!

街を歩くミラネーゼたちはどんな時代になろうともおしゃれ大好き。

街を歩くだけでもたくさん刺激をもらえるミラノです。

明日は車でミラノ郊外にお洋服探しをしてきます。

 

 

 

ミラノレポート 1

今年はいつもより早い時期にヨーロッパ出張。パリは連日の雨でセーヌ川は氾濫しそうとのことですが

とりあえずパリ経由でミラノに無事到着。パリからの便が少し遅れてホテルに20:40に着いて荷物を預けて

すぐにYOSHI FUNABASHI夫妻とお食事に行ってきました。

到着してすぐ予定を入れるなんて、僕も慣れたものだな〜と自分でも感心してます。

オープンして1年足らずのシケライア。ギリシャ語でイチジクとオリーブオイルという意味のお店です。

とってもおしゃれでお料理も繊細な味でとっても美味しいイタリアン。

パスタも松の実にレーズンに絶妙なハーモニー。ちょっとおしゃれをしたくなる感じです。

芳さんとは毎回お洋服や茶道、禅、芸術の話と話が尽きない楽しい時間です。

ミラノに来てホッとする時間を楽しませていただきました。

明日からミラノレポートこうご期待!!

パリレポート6

パリの朝は結構遅く7時ではまだ暗く、9時くらいから行動開始。もう明日は日本に帰国。今日は一日しっかりお仕事です。まずはお約束のボンマルシェチェック。

銀座シックスはボンマルシェを手本にしたのかと思っているのですが、アートとファッションを一緒に発信する百貨店。どうもトレンドはベーシックなエレガントカジュアル化からカラフルなファッションに移行してきている気がします。楽しいファッションがもうすぐ来そうな予感です。

続いてマレ地区を探検。今回は雑貨を探しにアトリエ周りです。パリはミラノと違って芸術肌の雑貨屋さんが多く、手作りの香りがするので大好きです。マレ地区はヨーロッパらしい放射状の道で方向感覚が本当に難しい。気が付くと同じところをくるくる回ることになってしまいます。それでも、僕のお仕事は足で稼ぐお仕事。何かないか何かないかと目を凝らしながら歩いています。おしゃれなお店。おしゃれな人。おしゃれな商品。いろいろです。今回パリを歩いて感じたとはとにかく自然派が増えたことと、何屋かわからないお店が増えているという事。お花屋さんかと思ったら雑貨屋でお洋服まで売っていたり、お洋服屋さんかと思ったらキッチン用品まで売っていたりとみんなあの手この手で頑張っているのが伺えます。

それにしても大量のショッピングバッグを下げて歩いている人はほとんどいないですね。ちょこちょこ買いが流行っているのかも。まあサントノーレの高級エリアに行けばこれまた違った雰囲気になるのですけどね。それにしても癒し系が多いです。健康志向も世界的流行のようです。

マレのアトリエショップで可愛いフェルトのアクセサリーを発見。何気ないけどフランスの香りがします。

ちょっとしたプレゼントにいかがですか〜。

一日しっかり歩いたのでフランス最後の夕食はエピキュールのシェフエリックフレションが監修するサンらザール駅内のレストラン。

さすがの僕でも一週間ヨーロッパで食事をした最後のこれはギブアップ。

明日の夜日本に向けて出発です。

 

 

 

パリレポート5

ミラノからパリに移動日。空港についてまず荷物の重量チェック。係のいないカウンターで勝手に荷物を計量して22.9Kg。23キロ制限なのでクリアー。チェックインカウンターに行き、手荷物の数など人によっては厳しかったりするのでドキドキ。でも今回はあっさりクリアー。ミラノからパリまでは1時間40分くらいのフライト。

シャルルドゴール空港について無事荷物を受け取り、タクシーでホテルまで。これまた最近、いや昔から正規のタクシーでも怪しいドライバーがいるから気を抜けません。今回はタイ人のドライバー。ホテルの住所を告げ出発。空港からパリのタクシー料金はセーヌ川を越えると55€手前で50€の固定料金。はじめからやたらと英語で話しかけてくるドライバー『怪しい』。ふとメーターを見ると55€になっていて、『やっぱり』。会話の中にやたらと『オペラ座を越えたところだ』『渋滞がひどい』『あと15分はかかる』などと言って来るので黙って降りる時に50€を手に『川越えてないからこれで領収書下さい』。苦笑いしながら領収書を出すドライバー。本当に疲れます。でもそんなことをしている時間はありません。

ホテルに荷物を置き急いでパリ装飾芸術美術館で開催中の『クリスチャンディオール夢のクチュリエ』70周年大回顧展を見に行きました。

30分ほどの行列に並んだあと中に入ると息を吞む美しい世界。ミラノのアルマーニシロスに勝るとも劣らない雰囲気です。

クリスチャンディオールはもともと画商。そこから服のデザイナーになっていくので魯山人のような感性の巨人ですね。

ディオールがすごいのは本人の後を支えたデザイナーたちがすごい。イブサンローラン、マークボアン、ジャンフランコフェレ、ジョンガリアーノ、ラフシモンズと名だたるデザイナーがディオールから生まれ育っているというだけでもすごい。彼らの作品を一堂に集めるなんて最初で最後でしょう。歴史を追いながら展示をしてあるのでそれぞれの表現の仕方が出ているのですがそれでもクリスチャンディオールだなと思えてしまうのが、ディオールの大きさではないでしょうか。

50年前のお洋服でも今でも新しく感じるのは何なのでしょうか。これが本当に美しい服の証拠なんですね。時代を超える美しさですね。服作りの凄さもきちっと展示がしてるところにメゾンディオールはデザイナーだけじゃないという思いを感じました。

仮縫いのシーチングでも美しい。本物は出来上がったものだけじゃないんです。そこに至るまでに感性とこだわりが積みあがっているのです。既製服の時代になり出来上がったものしか見たことがない僕の世代。出来上がるまでを知るともっと楽しくなると思います。服を着るのは決して楽なことではないのです。でもお洋服ができるまでにはデザイナー、パターンナー、カッター、縫子さんなどが美しい服の為に努力しています。その人たちと一緒に美しくしさを追及してほしいです。美しい服を美しい人が着るから美しい。その為にそれぞれ努力する。そんな意識をもって向き合える服屋でありたいですね。そこには服を通していろんな人とつながれる楽しみでもあります。

そんなことを考えて次の過剰に入ると宮殿の舞踏会にでも来たのかと思うような空間です。これぞディオールのニュールックですね。シャネルがコルセットなどから女性を解放した頃に、ディオールが楽だけではダメとひっくり返した感じがまさにこのドレスたちですね。

もう完全に夢の世界です。こんな美しい服をこんなにたくさん。ディオールって本当にすごいブランドですね。忘れてはいけないのがディオールの香水。妹の為に調香師に注文した『愛のようなフレグランス』。ディオールってすごいロマンチストだったのですね。

パリ一日目はディオールでお腹いっぱいでした。

それでもお腹は空くのでサンミッシェルにある中華のMIRAMAに有名なエビワンタンを

ヨーロッパ出張の前は炭水化物を抜いていたのでそのリバウンド!!15年ぶりくらいですが、癖になります。

食べるばかりではいけないのでホテルまではセーヌ川沿いを歩いてパリを堪能しながら帰りました。

パリの夜は結構冷えます。

 

 

ミラノレポート4

ミラノ最終日。朝一番から、あのボルサリーノに行ってみました。
名前はよく知っていたけど僕は帽子をかぶることなんてなかったので街中で帽子をかぶっている人をよく見かけても全く興味も持っていませんでした。でも、昨日のロロピアーナで帽子を試着したら無性に帽子を欲しくなってしまい居ても立っても居られない。どうせ買うならボルサリーノ!!

お店の前はよく歩いているのですぐに到着。

小さなお店に綺麗に帽子が並べられています。店員の方に説明を受けながら試着してみると、あまりの軽さとかぶり心地の良さにびっくり。鏡で見ても別人のよう。たかが帽子されど帽子。専門店が長く続いているイタリアならでは。帽子のミシンも一緒にディスプレーしてあるところも職人のお店って感じでうれしくなります。

朝からうれしいお買い物をしたので、続いては帰ってすぐのイベント用のチーズなどの買い出しにEATALYへ。イタリアと言えばパルメッジャーノレッジャーノ!!しかも120カ月熟成と60カ月熟成をゲット。来週の月曜からリゾラで堪能していただけます。是非お楽しみに!!

お魚も美味しそうですが、写真だけ!!

買い物は無事終了。今回はブレラ界隈も探検してみようと思いちょっとお散歩。モンテナポリオーネにあるような高級ブランドではなくまだ若いブランドが集まっているエリアです。だからこそ面白い。

来週から始まるミラノファッションウィークの為に色々街を飾ってありました。この発想とセンスにしびれてしまいます。日本でもこういうユーモアとセンスのあるイベントをしてみたいです。リゾラで昨年から取り扱いをしているPESERICOというブランドのお店も見つけてうれしくなっちゃいました。

朝からたくさん歩いてミラノの刺激を思う存分感じ本当にすごい街だと改めて感心させられました。

今回はファッションウィークをずらして来ているので大きな展示会はないので、どうしようか思っていたらどうも靴とバッグの展示会MICAMがやっていると知り行ってみることに。

招待状も何もないままタクシーに乗って連れて行ってもらいました。案の定違うところに!!でも携帯で調べてもらって連れていかれたところはミラノの端っこ。でも万博会場のような広さのフィエラミラノ。ちなみにお洋服の展示会はただのフィエラってところなので間違えるわけです。

お洋服のイベントとは別格の規模です。お客さんもあありにたくさんいてビックリ。登録を済ませ中に入るとこんなに靴屋さんがあるのかと、つくづくお洋服屋でよかったと思いました。

GUCCIやPRADAなどのトップブランドも軒を並べているから初めての僕には衝撃的でした。やはりイタリアのシューズ業界というのはすごい力を持っているのですね。パワーのあるイベントに来れてラッキーでした。

ミラノ最後の夜はイタリアで活躍し続けていデザイナーのYOSHIさん夫妻とお食事。

ミラノに来る楽しみの一つです。今回は僕のリクエストでシーフードのお店。さすがグルメの芳さんのチョイス。

美味しいお料理と楽しいお話で時間はあっという間に過ぎちゃいました。ミラノ大好き。

帰りの車の中では芳さんとすみさんのナポリ民謡コンサート!!ああ幸せなミラノ出張でした。

明日からパリに行きます。

 

 

 

 

ミラノレポート3

日曜はお店が結構お休みなので、郊外に出てきました。

空港で車を借りていざピエモンテに向かいます。もう何回か行っているので多少の要領はわかりますが、それでも良いも悪いもいろいろなハプニングに遭遇します。車は小さいほうが田舎の細い道を走るのには便利なのでアウディ―A3クラスを手配しました。ところが受付で『アップグレードしておきました』と渡されたキーはジャガー!!

お気持ちはありがたいのですが・・・ドキドキしながら駐車場に行くと待っていたのが

ジャガーXF。とってもセレブな相棒です。出発までにカーナビのセットからスイッチの確認などなど30分くらいもがいてやっと発進!!高速に乗っていかにもイタリア人かのような気分でドライブです。

高速道路の乗り方はこの人の手の書いてあるレーンに行けば人が対応してくれるので安心。ちなみにTELEPASSはETCのこと。イタリアでレンタカーデビューする方は是非知っておいてください。

だいぶ慣れてきたのと日曜日という事もあり予定時間通りに行けました。途中アルプスにはもう雪がかかっていました。目的地の近くのマッジョーレ湖で一休み

こんなきれいなマッジョーレ湖でヨットを持てたらいいですね〜。お天気も最高で半袖で十分でした。

まずはHERNO本社に表敬訪問。

社員と一緒にご出勤。毎回思うのですがこんな景色のいいところで働けるなんていいですね。

今回は時間もあるのでちょっと気になる街ストレーザに。車で15分くらい行くとそこは高級リゾート地なのです。

そのなかでも人気の高い高級ホテル『グランド デ ジル ボロメ』をチェックしていました。

アールヌーボーの絢爛豪華なホテル。嫌いじゃないです(笑)お庭も外のプールもすごい敷地です。勝手に駐車場に車を停めても大丈夫なくらい広い敷地でレジデンスまであるホテルです。こんなところで1カ月休暇とかに来るんでしょうね!!

マッジョーレ湖をしっかり楽しんだ後は昼食。

一人前が日本のピザのLサイズ。4分の1でお願いしたいサイズです。それでもおいしいから食べちゃいました。増量まっしぐら!!

ここから車で40分も行くとボルゴセージアに。アニオナ、Colombo、ロロピアーナの生まれたカシミアの聖地です。

ロロピアーナの本社ももう何度目だろうか。変わらないスタッフに勝手に親近感を感じています。

とっても高級ですがやっぱりいいですね。ついついほしくなっちゃいます。いい物を大事に使うライフスタイルがいいですね。是非この美しい大人の世界を楽しんでみてください。

帰りはまさかのナビ電源ストップ。しかも高速のゲートを通過した瞬間に。焦った僕は高速の道を間違えてさらに焦る。高速を運転しながらナビを触っていたら復活で一安心。ミラノももうすぐというところで、ナビに従い高速を降りたらまさかの街中ドライブ。去年も同じ光景。でもその時は考える余裕もなく走った同じコースです。車線のない道路をあらけもない運転する車にもまれながらナビとグーグルマップの意見を信じたり信じなかったりして最後の15キロで今日一日分以上の神経を使いました。去年の間違いがやっと理解できました。遠回りになるけどヴェニス方面の高速に行かなければいけなかった。おかげで30分は長いドライブになったけど少し道に詳しくなりました。

ミラノレポート2

昨晩から降り続いている雨も朝食を食べている頃には上がり、青空か見えてきました。

カヴァリエリの朝食を食べるとさあ仕事だぞ〜という気持ちになります。

 

まずは恒例の郵便局へ。土曜日なので10時からと思っていたら8:30〜12:00との事。イタリアは営業時間とかがすぐに変わるので毎回調べるのですが正確な情報かどうかがわからず振り回されます。ちなみに日本までの郵便代も2月は€2だったのに€2.20に変わっていました。無事はがきも投函できたのでさあミラノの街歩き。まずは頼まれものをひとつづつこなして早めに終了。ここから本当の意味でのミラノ散策。

 

何度見てもドゥオモには魅せられます。ドゥオモを抜けてモンテナポリオーネに向かいました。途中でオシャレなファッションモールのエクセルシオールのカールラガーフェルドのディスプレーが目に入ってきました。

最近の流行はアートもファッションも奈良美智のようなこの無表情さがいいみたい。

 

寄り道からミラノのファッションのメッカ、モンテナポリオーネ界隈に。世界のビッグブランドが集まっています。そして、競い合っています。お店もどんどん変わるし、長く続いていたお店もなくなったりするので、常に新鮮な街になります。ウィンドーを見てるだけでも刺激になるし、歩いている人の服装にも感動します。

見ているだけでワクワクしますね。こんなすごいエリアにお店を構えているブランドをリゾラで扱えると思うだけでとっても嬉しくなります。ミラノを切り取っ岐阜に持って行けるなんて。この魅力と鮮度をちゃんと保てるように頑張らねばいけませんね。

リゾラで見てもミラノと変わらなく良く見えるねって言われるよう頑張ります。こんな大きな青リンゴはないけどね。

次の春夏からリゾラで扱うことになったMISSONIもチェックしてきました。久しぶりのビッグなミラコレブランドです。

いいお洋服っていいですね。最近はシンプルなエレガントカジュアルが主流になっていてベージュ、グレー、白みたいなお洋服が多い中この綺麗な色はやはり目を引きます。楽しくなりますね。来年の春から入荷しますので楽しみにしていてください。

ミラノを歩いていると時間があっという間に過ぎてしまいます。お昼も食べずに歩き回っていました。

 

今日はスカラ座で『ヘンゼルとグレーテル』のオペラを鑑賞する予定です。しかもチケットを紛失してしまったので早めにチケットオフィスに行かないといけません。さすがに空腹で行くのもと思い行きつけのBRUNOで遅めのランチです。水牛のブルッフォにトマトとルッコラ。そしてリゾットアラミラネーゼ!!至福の時です(笑)

 

さてでは今日のメインイベント。チケットオフィスに購入時の明細コピーを持っていき読めない文字をペンで書いてもらったらそれでOKとの事。なんて簡単なんだろう。無事スカラ座に入りまた来れた喜びを感じながら席で暫し休憩。

スカラ座に来るのはオペラ鑑賞もだけど、そこにくるドレスアップした人たちのファッションチェックも楽しみの一つ。思いっきりドレスアップできる場所っていいですね。

女優さんじゃないけどみんな女優さんみたいにドレスを着こなしています。まさに慣れている感じ。洋服って着る場所があって初めて生きるんですね。その着る場所は皆で作らないとできないのです。お客さんがこの雰囲気を作っているのです。男性も是非音楽会に行くときは普段以上におしゃれをしていくと、これまたとっても楽しいですよ。

子供だっておしゃれして大人になっていくのですね。そうやって大人になった女性はやっぱり魅力があふれていると思います。ファッションってただの贅沢品って切り捨てるのはやはり間違いだと思います。崩すことをかっこいいと考える僕たちの世代ですが、きちっとすることのほうがずっとかっこいい。すぐには板につかないけど、し続けているうちにかっこよくなる気がします。

アメリカとヨーロッパの違いのような気がします。文化を築いているのはやはりヨーロッパかと。

オペラは魔女の魔法にかかって半分記憶がないので最後の写真だけ。

 

 

ミラノレポート

パリのシャルルドゴール空港で不審物が発見され足止めをさせられたけど無事ミラノ到着。ネットを見たらロンドンでテロが起き、パリ市内でもテロが起きと急に騒がしくなってきたヨーロッパ。

それでもとりあえず夕食をと思ってアラコリーナピストイーゼに。

この季節はやっぱりポルチーニ。でもって名物のコトレッタも外せません。早速お腹いっぱいです。

明日からいろいろ情報をアップしますのでこうご期待。

 

AGNONA イタリア大使館

東京のイタリア大使館で開催されたアニオナのイベントに参加してきました。

リゾラがお取引させて頂いている三喜商事はアニオナを取り扱い始めて55年。現在の三喜商事会長が戦後いち早くヨーロッパに行き開拓してきたブランドの一つ。その頃はアニオナもまだ創業して間もない頃で、白と黒の糸しかなく、白と黒とそれを合わせたグレーの生地だけだったそうです。そんな頃からアニオナの魅力を見出していたのです。やがて、ディオール、バレンシアガなどパリのクチュリエたちにその繊細な生地は気に入られ一躍トップテキスタイルメゾンの仲間入り。ジバンシーにミラショーンにエルメス、シャネルといったビッグブランドもお得意様。そんなアニオナを日本に紹介し続けているのが三喜商事です。リゾラも以前からアニオナは少し扱っていたのですが、3年前にアニオナの創業の地でもあるピエモンテのアニオナ村に行ったのがきっかけとなりアニオナを本格的に仕入れるようになりました。高級ではありますがその美しさに魅せられてしまいました。

今回のアニオナのイベントが開催されると聞いて、まだ会場の候補としてイタリア大使館が選ばれていた段階で『絶対イタリア大使館がいいと思います。イタリアのアニオナと日本の三喜商事がともに歩んできた歴史を今の社長とデザイナーに伝える場所にして欲しい。それにはイタリア大使館が最高の場所です』と熱弁をふるってしまいました。僕の小さな声が聞こえたのかどうかは分かりませんが、イタリア大使館に決定。そしてアニオナの歴史も展示することに。アニオナを愛用してくれているお客様に絶対見てほしかったのと、リゾラスタッフにも見せたくて総勢13人で伺いました。

大使館のイベントという事もありみんな一段とオシャレをしてきてくれました。しかもアニオナを入れてきてくれたからデザイナーのサイモンホロウェイも社長のカッラもとっても喜んでくれました。

会を主催する側と招かれる側がお互いに気を遣うことでお互いが楽しくなり素晴らしい会になります。まさにファッションの流儀ですね!!


ファッションショーもモデルをお洋服1スタイルごとに1人、総勢25名という贅沢な演出。アニオナの美しさを惜しみなく見せてくれ、ラストは全員が登場する圧巻のファッションショーでした。

ショーの後はイタリア大使館を満喫。ここはかつて松平隠岐守の中屋敷で忠臣蔵の赤穂四十七氏の十名が切腹したところ。その後は総理大臣松方正義の自邸に。松方正義の子供がかの有名な松方コレクションの松方幸次郎です。ヨーロッパ文化と日本の文化をつないできたご縁が脈々と続いているかのようです。

こんな素晴らしい会を開催してくださったイタリア大使、アニオナ社、そして三喜商事に心より感謝を申し上げます。